【持たない暮らしの良いところ】探し物をする時間が減った

持たない暮らしを心がけるようになってから、探し物をする時間が物凄く減りました。

ふと、探し物にかける平均時間が気になって検索してみました。少し古い記事ですが、『アレはどこ? 人は人生の150日以上の時間を探し物に費やしているという調査結果』によると、探し物にかける平均時間は1日10分だそうです。たった10分ですが、毎日10分探し続けた場合、一生のうちに探し物に費やす時間はなんと153日にものぼるのだとか。

153日って相当な時間です。毎日ほんの少しの時間でも、積もり積もってこれだけの時間になるんですね。改めて、時間の大切さを感じました。

整理整頓ができないのなら、物を減らせばいい

整理整頓ができていれば、物が多くても探し物をする時間はあまり必要ないと思います。物の管理能力は人それぞれなので、たくさんの雑貨があっても綺麗な部屋を保てる人はたくさんいます。そういう人が無理をして物を減らす必要はないと思うんですよね。

問題なのは、整理整頓できないのに、たくさんの物を持っている人。この場合、探し物をに費やす時間はどうしても多くなりがちです。物が多くて散らかっていて、どこに何があるのかわからないのだから当然ですよね。以前の私は、まさにこのタイプでした。

そして辿り着いたのが、持たない暮らし。

『散らかさない』ではなく、『散らかせない』部屋づくり

何かを達成しようと思った時、気合いや根性でやり遂げようと思ってもなかなか難しいです。

素敵なインテリアや片付けブログの本を読んだ際、確かにモチベーションがあがります。こんな暮らししてみたい、これなら私にも出来そう、頑張ろう、その時は確かにそう思うんですよね。

何かに刺激されて一時は良くなることがあっても、うまく習慣付けできないと結局リバウンドしてしまいます。ダイエットと同じですね。一時的な減量では意味が無い。

私はとことんズボラなので、収納を工夫するとかそういったテクニックだけでは綺麗な部屋をキープすることが出来ませんでした。

片付けられないなら、散らかせない部屋にすれば良い。
散らかせない量、もしくは散らかっても簡単に片付けられる程度の物の量にすれば良い、ということに気付きました。そしてどんどん物を減らしてみたところ、毎日の暮らしがとても楽になりました。

一番初めに減らしたのは食器でした。
食後にすぐ洗う!が出来たら良かったのですが、どうにも面倒くさくてサボってしまいがち。ところが予備の食器を持たないようにすると、ちゃんと洗えるようになりました。洗わないとごはんを盛り付ける器がないので、嫌でも洗うんです。

サボってもなんとかなってしまう環境の中で、気合いや根性で変わろうと思っても難しいです。ズボラな人は特に。やらなくては後がない!それくらいの環境を作った方が楽だし手っ取り早いんです。

通勤服6着で生活している現在、洗濯をサボると着るものがなくなるので、これも嫌でも洗うようになりました。以前は洗濯機を回すまでは出来ましたが(スイッチ押すだけですがw)、洗い終えた物をそのまま洗濯機の中に放置してしまい、夏場などは翌日また洗いなおす・・なんていうもったいないことをしていました。

でも今はそれもありません。干さないと、明日の仕事に着ていく服がない!という大惨事になることがわかっているので、眠くてもだるくても、必ず洗濯をして干します。

書いてて正直ここまでしないとダメなのか・・と自分でも呆れてしまいますが、手段がどうであれ以前よりも家事に対してストレスのない暮らしができているので、これでよしとします。



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