「欲しい服がないなら作ればいい」ということで服作りはじめました

突然ですが、洋裁にはまってしまいました。

ミシン、アイロン、アイロン台、細々とした洋裁道具・・
あっという間にモノが増えてしまいましたが、お店を回って服を探し歩くよりもずっと楽しくてはまっています。

服を買いに行くとドッと疲れる自分がいた

着ない服を買っても仕方ないし、よくよーく吟味して失敗しないようにしなくては、と思うと買い物も真剣になります。かわいい!ほしい!ではなく、本当に着るのか?似たようなアイテムをすでに持っていないか?そもそも似合うのか?といろいろなことを考えながら選びます。どんなに安くても今シーズン中に着ない服は買わないですし、見た目が気に入っても似合わない服は諦めます(個人的にこれが一番つらい)。

真剣に選ぶと気軽に買わなくなるので、買い物に行ってあれこれ試着したけど何も買わずに帰ってくる、なんてこともよくありました。

結果、無駄遣いはしなくなった。だけどその反面、あまり楽しくなかったです。
衝動買いってある種の幸福感みたいなものがありますよね。後から後悔することもあるので、行為そのものが良いことだとは思わないけど、かと言って常にガチガチの真剣勝負みたいなのもとても疲れると思った次第です。

もう少し違う色なら…

丈が合えば…

素材が違ったなら…

ある日思いました。

もういっそのこと自分で作ればいいんじゃない?と。

ヘタでも楽しい服作り

やりたいとことは少しも我慢できないので、必要な道具を揃えてすぐに服を作り始めました。

結果
むちゃくちゃ楽しい!!

服作りは二十歳くらいの頃に本を見ていくつか作った程度。わからないこと、できないこと、たくさんあるけど、ひとつひとつできるようになって、わかることが増えていく。それが本当に楽しいです。もし自分の人生がRPGなら、一つ作り終わるたびにレベルアップしてるような、そんな手応えがあります。

普段の暮らしの中で、そういった手応えを感じることはなかったように思います。ないとダメなんてことはないけど、あった方が楽しいんじゃないかな、と。現に今とても楽しい。

今まで作った服とか

  • ブラウス
  • スカーチョ
  • ワンピース
  • バッグ
  • パンツ

その他布小物もいくつか縫いました。

はじめて作ったのはこちら、大人がすっきり見える服 (Heart Warming Life Series)のVネックブラウスです。袖の見返しがちんぷんかんぷんでしたが、写真付きの解説があったのでなんとかできあがりました。肩周りが隠れるフレンチスリーブで、Vネックの形もきれいなので、オススメのパターンです。

この後、別の本のワンピースを2着縫いましたが、あまりしっくり来なかったので部屋着になりました(_ _;)

大人がすっきり見える服 (Heart Warming Life Series)のショート丈スカーチョを2本縫いました。布はどちらもマツケで購入。

このパターンはかなり気に入っています。愛用していたGUのガウチョパンツと、丈がほぼ同じです。全体的なシルエットはこちらのスカーチョの方がゆったりとしています。GUのガウチョパンツは、ショップに行っても同じものがなくて困っていたので、代わりの服(というかパターン)が見つかって良かったです。ポケットが丈夫な袋縫いなのもポイント高いです。幅の広いパンツなので縫う距離が長いくらいで、あとは特に難しいところはありませんでした。ポケットの作り方は、写真付きの解説があるのでわかりやすいと思います。

この本のパターンはすべて縫い代込みです。「すっきり見える服」というタイトルですが、ゆったり目のナチュラルな雰囲気のものが多いかな。全体的にシンプルに見えるのはおそらくほとんどの服が無地だからかと。布を変えていろいろ作ってみたくなるお気に入りの本です。


大人がすっきり見える服 (Heart Warming Life Series)

手作り服は市販の服のように試着ができないという最大のデメリットがあるのですが、これは経験を積んでいく中で、失敗が少なくなっていくといいなと思っています。似合うかどうかもわからない服を手間暇かけて作るなんてドMか!と思ったりもしますが、失敗しても楽しいし、服を作るという点では経験にもなるので、正直なところあまり気にしてなかったります。

気に入ったパターンに出会えたら、好きなだけ作り続けられる、これが一番嬉しいです。

長く続けていきたいと思います。^^



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