毛玉取り器よりもキレイに取れるカミソリを使った毛玉の取り方について。
使うカミソリは『貝印のカミソリ』
貝印のカミソリとは、誰しも一度は見たことがあるこのピンクのカミソリです。
(後ろに写っているのは毛玉だらけのコート@ビフォーです。)
顔をのムダ毛を剃るためのカミソリですが、この切れ味が洋服の毛玉を取るのに
ちょうど良いのです。電動の毛玉取り器では取りきれないような大きな毛玉も
キレイさっぱり取ることが出来ます。取るというか、切るという表現が正しいかも。
貝印のカミソリは100円ショップにも置いてあります。
キャップつき、5本入りで108円です。
上手な使い方とコツ
生地に対して斜め45度の角度でカミソリをあてます。
そのまま手前側にサッサッと動かすと、表面の毛玉のみカット出来ます。
生地をカットしてしまわないように、カミソリをあてる面は常に平らにすること。
終わったら全体にコロコロをかけて細かい繊維カスを取り除いてくださいね。
カミソリの切れ味が衰えていなければ、表面を軽く撫でるだけで毛玉が
取れるはずなので、力は要りません。
力を入れずに、優しく撫でるように刃を動かすことがコツです。
※手を切らないように気をつけてください。
力を入れると生地を傷めたり、穴があいてしまって取り返しがつかなくなる
可能性もあるので注意が必要です。初めての場合は、最悪失敗しても大丈夫なもの
(パジャマとか)で試してコツを掴んでから本番をやる方が良いかと思います。
慣れたら短時間でキレイにできる
コートの毛玉取り、アフター写真です。ビフォーと比べて頂くとスッキリしてるかと。
ちょっとわかりにくくてすみません。
全体的にザザッとやって、これだけの毛玉が取れました。
このコートは毛玉が出来やすいため、出来た毛玉も大きくなりやすいようです。
100円ショップで買った毛玉取り器も一応持ってはいるのですが、毛玉が大きいと
すぐに詰まってしまって上手い具合に毛玉が取れてくれないのです。
個人的には顔用のカミソリで取るのが一番簡単だと思ってます。
その他の毛玉の取り方
他にも
- T字カミソリ(アメニティにあるようなシンプルなものが良いらしい)
- 食器洗いスポンジのザラザラした面
- 毛玉取り用ブラシ
を使用して取る方法もあるみたいです。
T字カミソリは顔用のカミソリと比べて失敗が少なそうな気がします。
T字カミソリがないので試してないのですが、今度やってみようかな。
スポンジやブラシは表面を撫でると毛玉が取れるようですが、
摩擦で生地が傷むため毛玉が出来やすくなることもあるそうです。
毛玉は引っ張らずにカットすることが大事です。
スポンジやブラシでは生地を引っ張ってしまうので、毛玉の取り方としては
あまり良くないですね。穴が開く心配がほぼなく、手軽なことがメリットなので、
パジャマ等に使うのなら悪くないかな?と思います。
毛玉は生地の一部
元々は生地の一部だったはずの毛玉。気になってついつい取りたくなりますが、
根こそぎ取りまくるのもあまり良くはないのだそうです。こまめに取れば取るほど
生地が薄くなり傷みやすくなるので、長く着用する予定の大事な服は注意が必要です。
昔持っていたコートをクリーニング屋さんで毛玉取りを頼んだことがありますが、
生地の質からして完全に取り除くのは無理だったようで、あまり満足のいく仕上がりでは
ありませんでした。「出来る限りカットしておきますが、あまり取りすぎると傷むので」
と言われましたね。
この記事に載せているコートは、「この冬が終わったら捨てる」と思って買ったため
毛玉取りもあまり神経質にならずにやってしまいますが、そもそも毛玉が出来にくい素材の
服を着ていれば毛玉のことを気にする必要すらないなぁと思ったので、
来年は毛玉の出来にくい素材のコートを買おうと心に決めています(笑)。
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