千葉県のムーミン谷『いすみ鉄道』で春を満喫してきた

4/1 千葉県にある『いすみ鉄道』へお出かけしてきました。
昨年はシーズンを逃してしまって行けなかったので、今年は絶対行く!と決めていました。念願叶って嬉しい。

この日のお天気は晴れたり曇ったり、空には雲が多めでしたが、雨が降らないだけ良し。

菜の花とレトロなムーミン電車

車を持っていないので、いすみ鉄道までの交通手段は電車か高速バス。予約していた『ベジ・ミール弁当』の受け取り場所が大多喜駅だったので、電車を乗り換えて行くより楽かと思い、今回は高速バス(片道1,850円)を選択。これがとても快適だったので、時間帯などの都合が合えば高速バスをオススメします。

9:00にシナガワグースを出発し、10:25には大多喜駅に到着します。日曜日でしたが特に混雑することもなくゆったり過ごせて、快適すぎて帰りも同じバスを利用しました。帰りはアクアラインの渋滞の影響で、1時間遅れて到着したので、時間通り行きたい方は電車の方が良いですね。

おもち。
この時期は『青春18きっぷ』で行くのも楽しそうです。

こちらが大多喜駅。バスは駅の目の前に停車します。駅の向かい側には観光案内所と、天然ガス記念館があり、天然ガス記念館は中で休憩ができるようになっています。

電車に乗らなくても駅のホームに自由に出入りしてOKだそうです。太っ腹。
電車に乗る時に乗車券を取り、降りる時にきっぷを見せるようで、なんだかバスみたいでした。
何度か乗り降りする方は、一日フリー乗車券(1,000円)を買っておいた方が乗り降りが楽なのでオススメです。

一日フリー乗車券は、自販機ではなく、窓口での購入が◎ デザインがとてもかわいい。

駅の中に入ると早速ムーミン電車が!
大興奮で写真を撮っていたのですが、この後何度も見たり乗ったりできたので、これから行かれる方は安心してゆっくり見学してくださいね。

まあ、何台見てもかわいくてかわいくて、ついつい多めにシャッターを切ってしまうのですが笑。

ムーミンかわいい!

ビーガンのお弁当『ベジ・ミール弁当』がおいしい

今回の旅の目的の半分くらいは、このお弁当を食べることだったと言っても過言ではないくらい、とーーっても楽しみにしていたお弁当です。

蔵精のベジ・ミール弁当。お値段は1,800円。
毎週木曜までに電話予約をして、大多喜駅内の売店で受け取ります。
1日限定4個、日曜のみ販売なので、確実に予約したい方はお早めにどうぞ。

予約方法などの詳細は、いすみ鉄道のこちらのページをご確認ください。

芹と天然筍ごはん。ごはんの上のにんじんは、花びら型にくり抜いてあります。こんなに小さいにんじんにもこの拘り、作り手の想いを感じます。

 

こちら揚げ物などのゾーン。全部野菜のビーガン料理ですが、食べごたえがあります。どれ食べても本当においしいんですよ。もうおいしいしか言えない。

 

このトマトが特においしかった。手前のにんじんドレッシングがかかったひじきも本当においしい。

お弁当と一緒に入っていたおしながきを見ると、おかずが12品も入っていました。普通のお弁当と比べると少し高く感じるかもですが、このクオリティなら納得です。大多喜駅近くにあるお店の方にも食べに行ってみたいです。

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国吉駅のノスタルジーなムーミン谷

国吉駅はムーミンがいっぱい。
ムーミン谷っぽい広場と、駅ナカにはムーミンショップがあります。

個人的にはここが一番気に入りました。

 

電車を降りると『風そよぐひろば』という広場があって、かなり手作り感のあるムーミン谷が広がっていました。

 

木彫りのムーミン。

 

広場からホームを見上げると、桜がとてもきれいでした。

 

外でお弁当食べるならこちらをオススメします。私もここで食べたかった〜!
(暫く電車が来なかったので、大多喜駅の天然ガス記念館で食べました)

 

気まぐれポップコーン。絶妙なゆるさがたまらないです。

 

ここはずっと居たくなる、不思議な場所でした。暖かくどこか懐かしい風景に癒やされます。

 

レトロなカラーリングがかわいい。キハ28という車両のようです。反対車線の電車に乗っていたところ、社内アナウンスでこの電車の説明をしてくれました。鉄道ファンの方にはムーミンよりもこちらの方が人気みたい。

 

城見ヶ丘駅周辺の菜の花と撮影スポット

城見ヶ丘駅です。スナフキンが大変なことになってる看板があります。
この駅は、乗り降りする人が少ない、とても静かな駅です。

 

撮影スポットを調べた時に、こちらのホームがオススメスポットの一つになっていたので、電車が来るのを待機して撮ってみました。でも、右手側の桜?がまだ咲いていなくて、菜の花もそんなに多くなくて少し寂しい感じになってしまいました。菜の花は多く咲いていますが、桜の木はそんなに多く生えている印象がなくて、菜の花と桜が一緒に写った素晴らしい写真は、絵になるスポットできちんと計算されて撮られたものなんだろうなと思いました。どこでも気軽にインスタ映えな写真が撮れると思っていた私は甘かった(Instagramはやっていませんが)。

気を取り直し、城見ヶ丘駅を出て大多喜駅方面へ少し歩いたところに、菜の花がたくさん咲いている場所がありました。周りに人もいなくて、撮影に適したスポットでしたが、線路脇の道路には農作業用の車が通るので、夢中になって怪我をされたりしないよう、気をつけてくださいね。

ここで電車を撮ろうと意気込んで待つこと数十分。
(電車の本数が少ないので、待ち時間が長いです)

来た!と思ったら、いきなりピンぼけ。ああ!!っと思っても電車はもう去った後。この後は1時間近く電車が来ない・・。

春とはいえまだまだ肌寒く、線路脇で次の電車を待つ体力はなくて、近くのお店に避難しました。城見ヶ丘駅の近くには、スーパーや飲食店などが入ったオリブというお店があるので、お手洗いを借りたり、食事やおやつの調達が可能です。衣料品や本、ゲームセンターなんかもありました。品川行きの帰りのバスもここから乗れます。

更に待つこと数十分。
やっと来た!と思ったけど、逆光でした。(加工で修正)

 

三度目の正直(?)で撮れたのがこちら。一応なんとか写せましたが、もっとこうだったら〜という点が多々。手前の木は何の木なんだろう。花も葉もなくて、ちょっと寂しいですね。もう少し居たい気もありましたが、夕方になると冷たい風が吹いてきて寒かったので、おとなしく帰ることに。来年またリベンジしたいです。

ローカル線を目当てに出掛ける旅は初めてでしたが、いすみ鉄道も、ムーミンも、ベジ・ミール弁当も、鉄道周りの風景も、どれもが素晴らしかったです。スタッフの皆さんがとても親切で、電車の出発時間になると、売店の中にまで来て「○○行き出発です、乗られる方はいませんか~?」と声をかけに来てくれました。毎日、都心の殺伐とした満員電車に乗っている身としては、ローカル線ののんびりとした空気にとても癒やされました。

自然がいっぱいで、のんびりとのどかな『いすみ鉄道』、気になった方はぜひお出掛けしてみてくださいね。^^



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