『ソーダストリーム』でペットボトル飲料を買わない暮らし

炭酸水が好きで、ほぼ毎日飲んでいます。
もともと好きでしたが、お酒を飲むのをやめてから更に好きになり、炭酸水は無くてはならないモノになりました。

そこで気になるのがゴミ問題。

よく飲んでいたウィルキンソンの炭酸水はペットボトル入りが主流です。
缶入りタイプもありますが、店頭では見かけないですね)

ほぼ毎日飲むと空のペットボトルも大量に捨てることになり、ラベルを剥がして洗って分別する手間や、月に2回しかない回収日まで空のペットボトルを保管しておくスペースが必要だったり・・ちょっと面倒くさい。

お茶やコーヒーみたいに家で入れられたら良いのにと思っていたら、
家で炭酸が作れる『ソーダストリーム』という便利なアイテムがありました。

家でガスを入れるなんて危ないんじゃないの?
交換用のガスボンベが高いんじゃないの?
使い方が難しいのでは?

なんて色々と気になっていましたが、実際に使ってみるととても手軽で簡単で便利なものでした。

ソーダメーカー『ソーダストリーム』について

ソーダストリーム』は家庭で簡単に炭酸水が作れるソーダメーカーです。
ソーダストリームにはいくつかの種類がありますが、我が家はソーダストリーム Genesis v2(ジェネシス v2)という一番ベーシックなモデルを使っています。このモデルは電源不要なのが良いです。

メーカーの情報によると、ガスシリンダー1本で60Lの炭酸水が作れるそうです。
作る炭酸水の強度によって使用するガスの量も異なるので、必ずしもこの限りではありません。
強炭酸水を作る場合は、大体30L程度というレビューもいくつか見かけました。

交換用ガスシリンダーは1本2,000円なので、

60Lの炭酸水を作る場合は、1Lあたり約33円
30Lの炭酸水を作る場合は、1Lあたり約66円

まだ使い始めたばかりなので、実際どれくらいでガスが切れるのかわからないのですが、30Lしか作れないとしても1Lで66円なら十分安いと思います。

ソーダストリームの上位機種は操作が電動だったりするのですが、正直スターターキットのGenesisで十分だと感じています。価格も一番安いですし、手動だからといってすごく手間がかかるかというとそんなことはなく、プシュプシュッと数回ガス注入ボタンを押すだけです。拍子抜けするほど簡単で、もっと早く買えば良かった!と思うほどでした。

ソーダストリームを選んだ理由

ソーダメーカーは他社からも色々出ていますが、ソーダストリームを選んだ一番の理由は、ガスシリンダーの販売店が近場にあることでした。

ガスシリンダーは新規で購入すると3,429円かかりますが、空になったガスシリンダーと交換する場合は2,000円で購入可能です。家にガスを何本もストックしておく必要はないので、無くなったら近場の販売店にからのガスシリンダーを持っていき、交換購入をする予定です。

いくら良いモノでも、後々手間がかかるようなモノは持ちたくないので、交換用ガスシリンダーを通販ではなく店頭で買えること、これが大事なポイントでした。

他のソーダメーカーはジュースを炭酸にできるモノもありますが、炭酸の“水”が飲みたいだけの私には不要な機能だと思い候補から外しました。

注意
※ソーダストリームで炭酸にできるのは水のみです。水以外に炭酸を注入すると吹きこぼれて大変なことになるので、絶対にやらないでくださいね。ジュースを炭酸にする可能性がある人は、『ドリンクメイトの方が良さそうです。

縦長の本体は置き場所に困るかなと思いましたが、あっさりシンク下に収納できてしまいました。出しっぱなしだとホコリが気になるので、使う時だけ出しています。

ソーダストリームで炭酸水をおいしく作るコツ

水をよく冷やしておくこと。
たったこれだけです。

公式のサイトによると、5度程度が良いそうです。

初回はすぐに試してみたくて常温の水で作ってみたのですが、6回ほどプッシュしても強炭酸水にはならず、気の抜けた味がしました。しっかりと水を冷やしておくことが大事です。

いつでも好きな時に好みの強度の炭酸水が飲めて、おまけにゴミも出ない。
数回使っただけですが、今年の買って良かったランキング上位確定のお気に入りアイテムになりました。\(^o^)/

できることから、ゴミを減らしていく

今、世界中でプラスチックの大量消費が問題になっています。
大量に作られ消費され、その殆どはリサイクルがされていないのだそうです。

今日までに生産されたプラスチック83億トンのうち、もうすでに63億トンが廃棄物となっています。そのうち、たったの9%だけがリサイクルされ、12%は焼却され、のこり大部分(79%)は埋め立て処分もしくは海洋などの自然環境に投棄されたと考えられています。

引用:プラスチックの大量生産と大量消費|プラなし生活

63億トンが廃棄物・・ちょっとめまいを覚えるくらいの数字ですよね。
また、世界全体のペットボトルの消費量は1分間に100万本とも言われています。

プラスチックにはプラスチックにしか無い利点があり、全てが悪いモノでは無いと思います。身の回りにはプラスチックが無いと作れない製品もたくさんありますし、日々お世話にもなっています。ただ、すぐに捨てるような容器や過剰なパッケージによって出るプラゴミは減らしていけるものだと思っています。

おいおい、散財と捨て活を繰り返して大量のゴミを出してきたお前が言うなよ、とセルフツッコミをしたくなりますが、持ち物を減らした今だからこそ、1つ1つのモノと向き合うことができるようになれたので、捨て活は自分にとって必要な過程でした。

ゴミを減らすには、すぐゴミになるようなモノを買わないことが一番なので、引き続きよく考えて買い物をしていきたいと思います。

実際のところ、いくら考えても使ってみないとわからないモノというのもたくさんあるので、よく考えても失敗することはありますが、それでも“なるべくゴミを減らす”という気持ちは無くさないでいたいと思うのでした。

 



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