鼻の検査結果:高度嗅覚障害でした

通院の話題続きですみません。

慈恵医大で嗅覚検査を受けた結果が出たのでご報告です。

前回検査を受けた時の記事はこちら。

慈恵医大で鼻の検査を受けてきました

2022年5月28日

検査結果

嗅覚障害のレベルは、軽度、中等度、高度、脱失、のレベルに分かれているそうで、私の場合はその中の高度に該当するとのことでした。

ステロイド服用してから匂いに関しては割と戻っているつもりでいたので、高度との結果には驚きました。ちなみに「脱失」は「全く匂わない」状態を指します。その一段階下の「高度」は「ほとんど匂わない」状態です。猫のうんちはちゃんと臭いのに、ほとんど匂わない世界にいるの…?と何とも言えない気持ちになりました。

検査中、驚くほど全く匂わないものが多々あったのは事実です。あれは当てずっぽうで適当なこと言って検査結果がぶれてしまわないよう、無臭のものを混ぜているのでは?と思っていたのですが、この検査結果からするとそういうものでは無さそう汗。

普段生活していて、匂いに関しては種類によって感じやすいものと感じにくいものがあるように思います。匂いの強さにもよるとは思うのですが、一瞬でくさい!と感じるものもあれば、ほぼ0距離で鼻を近づけて思い切り嗅いで嗅いでやっと微かにするようなものもあります。

普段よく感じている匂いも、実はもっと強く匂っているのかもと思うと、色々と不安になりますね。自分や身の回りのものが本当はもっと匂うのではないか…と。

検査は鼻から匂いを嗅いでそのレベルを計るものと、注射を打って反応を見るものの2種類行いました。鼻から嗅いだ結果は上記の通りあまり良くない結果でしたが、注射の方は反応が良いとのこと。

匂いの神経自体がどうにかこうにかなってしまうと、注射でも反応しないことがあるそう。私の場合はそれはないので、神経自体は問題ないのではとのことでした。

ちなみに好酸球については以前に別の病院で検査した時と同じく微妙な数値でした。異常なしという数値ではないけど、好酸球性副鼻腔炎と言うには低い数値ようです。

手術の予約をしました

で、今後についてなのですが、11月に副鼻腔炎と鼻中隔湾曲症の手術の予約を行いました。

7月の頭頃の時点で、手術日は最短で10月後半以降という感じでした。手術までの待ち時間については事前に調べてかなり長いと知っていたので許容範囲です。今は鼻の状態が落ち着いているので、待機期間中は特に薬は服用せず。悪化するようなら最寄りの耳鼻科に相談予定です。

手術については特にめちゃめちゃ勧められるとかはなかったのですが、定期的に再発していることを考えるとした方が良いと思うとのことでした。

今回も検査結果を伺った際に鼻の中を撮影してもらったのですが、ポリープは健在でした。手術ではこれらのポリープを取り除き、その後の管理がしやすくなるよう、リフォーム的なことをするとかなんとか。副鼻腔は細かい部屋に分かれているのですが、部屋数のある状態からワンルームにするようなイメージとのこと。

手術担当の医師から更に詳細を伺い、鼻中隔湾曲症については副鼻腔炎の手術と同時にやることになるそうです。鼻がまがっていると手術ができないためとのこと。(手術に支障が出るのか、どうにも物理的に無理なのか、“できない”の詳細は未確認です)

手術をしても再発する可能性が高い、これについては複数の医師に言われいてるので理解しています。手術さえすればあとは何もしなくてOKではないです。ただ、長年不便を感じていた鼻が少しでも良くなって、その後再発したとしても管理しやすくなればと思います。

もしも副鼻腔炎だけだったら…再発のことを考え手術をしようとは思わなかったかもしれませんが、鼻中隔湾曲症は自然に治ることが無いため、一度は手術を受けてみても良いのかもと思いました。

私は鼻息が荒いのが密かにコンプレックスだったのですが、鼻呼吸のしづらさが影響していると思うので、少しでもマシになればなと思っています。

ただ、今になって思うのはもっと早くやっておけば良かったなということ。現在40歳を過ぎておりまして、手術してもその先あまり長生きできなかったらコスパ悪いなぁ…と。特に今は強い症状が出ておらず落ち着いているため、余計にそう感じてしまいます。(悲しいことに嗅覚に関しては日に日に鈍っている実感があります。。)

外科的な処置で治せる病気や身体的なコンプレックスがあれば、治すのは早い方が良いなと思います。その方が今後の人生を快適に過ごせる可能性が上がると思うので。

慈恵医大は10月まで通院予定なしですが、その間もまた何かしらの変化や気付いたこと等あればブログを更新します。



あわせて読みたい