肌断食をはじめて3日経過しました

先週の金曜の夜から、顔に何も塗らない生活『肌断食』をしています。
コスメ使いきりマラソンはどうしたんだおーい!というツッコミを自分で入れつつも、とにかくやりたくなったらその場ですぐにやってみないと気がすまないので、とりあえず何もつけない生活を始めてみました。

 

肌質について

自分ではごく普通の肌質だと思っています。特に弱いわけでもなく、ものすごく強いわけでもなく、皮脂が多いわけでも乾燥しているわけでもなく、合わない化粧品もあまりないので、こだわりの化粧品もないという。

先日読んだ本『「何もつけない」美肌術』の著者のサイトに肌の強さ診断チャートというものがあったので、試しにやってみました。

結果は、比較的バリア力の強い肌です(B)と出ました。なんとなく想像通りの結果。

体外的な刺激や心身の体内的な乱れによる影響を受けても、
ある程度は元に戻る力を備えています。

しかし、季節の変わり目や心身に強いストレスがあるときは、
まれにバリア力が低下する場合があります。

この時、強い一次刺激性物質との接触や複数の接触が重なると
今まであまりトラブルの経験がないのに、
突然トラブルにみまわれることがあります。

一次刺激性物質との接触が一つでも残っていると改善しなくなり、
トラブルが慢性化してしまうタイプです。

思春期には小鼻の周りが常に荒れててそれがすごく嫌だった記憶がありますが、大人になってからはなくなりました。半年に1回くらいの頻度で、たまーに顔全体がかゆくてヒリヒリすることがありましたが、何がきっかけだったのかよくわからないので今でも謎のままです。

ここ数年は、あごに痛い吹き出物ができやすくなったことが悩みですね。原因の一つに男性ホルモンの増加があるらしく、やはりオッサン化現象が進んでいるのか・・(笑)。

 

一所懸命スキンケアをして肌がきれいになった実感を得たことはなかった

思い返してみれば、肌を褒められるのは適当にしている時の方が圧倒的に多かったです。適当に顔洗って、ベースメイクは超適当にルースパウダーはたくだけ、とか。

頑張ってちょっと良い化粧品(SK○)に手を出してみたこともありますが、私にはあの値段に見合った効果や価値があるようには感じられませんでした。合う人には良いのかもしれませんが、なんてったって高い。お金をかけて微妙、これが一番嫌です。何事もそう。

何もしないで済むのならそれが一番だと思うのです。なんと言っても楽ですから。
私はとにかく手を抜きたい。それが肌にも良いかもしれないのなら尚更。

スキンケアそのものが癒しの時間という方もいるので否定はしません。
なくても大丈夫な生活ができるのなら、やってみたいなと単純に思ったんです。
物も少なくなるし、時間の節約にもなるし、お風呂掃除も楽になるに違いない。
ズボラがこれをやらない理由がない。

 

これまでのスキンケアと肌断食の経過

肌断食をする前のスキンケアは、メイク落とし→石けんで洗顔→クリーム塗って終わり、でした。肌断食と一言で言っても、石けんを使ったり、天然オイルを塗ったり、肌断食レベルも様々なようですが、私は『「何もつけない」美肌術』を読んで、全く何もつけないという方法を試してみることにしました。徐々にではなく、いきなりスパッとやめてみました。

元々手抜きケアをしていたせいか、それとも肌が頑張ってくれているのか、今のところ肌そのものに大きなトラブルは出ていません。ですが、2日目にくちびるの皮がものすごくバリバリに剥けてしまいました。今までリップクリームんを塗りたくってきた反動でしょうか。ごはんを食べようとすると口角が切れてしまいさすがに痛かったので、ワセリンをちょこっとだけ塗りました。

くちびるの荒れは昨日がピークだったようで、今はもう落ち着いています。少しでもターンオーバーが早まればいいなぁと思って、湯船にも毎日浸かるようにしています。

お風呂でボディソープや石けんは使ってないです。髪の毛もシャンプーのみにしてみましたが、リンス塗っても塗らなくても大差なかったので、シャンプーのみで過ごしてます。

 

でもやっぱりメイクはしたい。自分なりの最小限。

スッピンに自信がないので、できればメイクはしたい。でもファンデーションにアイシャドウにチークにマスカラに・・じゃメイク落としや石けんのお世話にならなくてはいけないし、肌断食の意味がない。最低限ここだけはメイクしておきたいところと、落としやすさを考え、次のような結果になりました。

まゆげとマスカラだけ。

まゆげはアイブロウパウダーで、マスカラはお湯で落ちるタイプのものを使用。どちらもお風呂で簡単に落とせる。どこか1ヵ所だけしかメイクをしてはいけないと言われたら、私が選ぶのはマスカラです。アイシャドウよりも目の印象を左右するものだと思うので(他人から見たらどっちでもええわ!という程度の違いしかないのかも知れませんがw)。

今朝までくちびるがボロボロだったので、さすがにこのままでは・・と思って使い捨てマスクをして出勤しました。風邪予防にもなってちょうどいいです。

午後に鏡を見て気付いたんですが、普段メイクをしていると午後にはテカリが気になっていたはずなのですが、今日はいつものテカテカ感が全くありませんでした。かと言って乾燥してガサガサしているわけでもなく、サラッとしていました。化粧崩れを気にして下地を塗りこんでいたあの頃の努力は一体なんだったのかと思いたくなります。

まだ3日しか経っていないのでこれからまた変化があるかも知れません。適当にゆるく自分に合うちょうどいいスキンケアを見つけられたらいいなと思います。

 

↑とにかく徹底して『何もつけない』スキンケアをしたい人には参考になる1冊です。洗濯洗剤や抗菌アイテムを避けるなど、内容は超絶敏感肌の人向けという感じがしますが、普通肌の人でも『何もつけないケア』の参考になる情報があるかと思います。

サラッと読めてわかりやすいのは本の方だけど、サイト(非接触皮膚科学)の方も情報がたくさんあって読み応えがあります。肌断食が気になっている方は見てみてくださいね。

 



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