2年半伸ばした髪をヘアドネーションしました

短い髪の毛最高!と以前ブログに書きましたが、暫く経ってから再び髪を伸ばしてヘアドネーションをしました。

ヘアドネーションとは

ヘアドネーションとは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動です。(Wikipediaより)

ヘアドネーションをしようと思ったきっかけ

髪を短くしてからは常にボブくらいの長さを維持していて、1か月半から2か月に1回はカットしていました。

これは『髪が多い人あるある』だと思うのですが、毛先を少し切って量を梳いただけなのに床には大量の髪の毛。こんなにどこから?!と驚きます。毎回結構な量の髪の毛を切っては捨てていたため、「捨てるくらいなら何かに活かせないかな?」と思ったのがきっかけでした。

ヘアドネーションできる髪の毛の条件

寄付するとなるとシャンプーのCMに出るモデルさんのような綺麗な髪の毛でないとダメなのでは?と感じていたため、ヘアドネーションという取り組み自体は知っていたけど、あまり良くない髪質(太い、硬い、パサつきやすい、縮れ毛混合、加齢とともに増える白髪)の自分には無理だと思っていました。

でも実はそんなことはなく、以下の条件を満たせば寄付可能です。

31㎝以上の長さがあること

団体によっては31㎝以下の長さでも寄付を受け付けているところはあります。でもウィッグを作成する場合、髪を半分に折って植えるため、長いウィッグを作ることができないのだそうです。半分に折って植えることを考えると、31㎝でも短いことがわかります。伸ばすのが苦でない場合は、できる限り長く伸ばすことをおススメします。(大変ですけど汗)

カラー、パーマ、ブリーチ、白髪もOK

ブリーチはダメなのでは?と思っていたので意外でした。軽く引っ張った時にブチっと切れてしまうほどの極端なダメージの場合は寄付できませんが、そうでない場合はカラーやブリーチ、パーマをかけていても寄付できるようです。また、白髪でも寄付可能です。私は白髪染めとしてヘナを使っていましたが、特に切れてしまうなどの傷みはなかったため、寄付させていただきました。

完全に乾いていること

雑菌やカビが繁殖してしまうとせっかくの髪の毛が使えなくなってしまうため、必ず乾いた状態でカットします。ヘアドネーションに理解のある美容院でカットする場合は大丈夫だと思いますが、セルフカットする場合は、直前にシャンプーをしないよう注意が必要です。

伸ばした期間

正確な日付は覚えていないのですが、2019年5月頃に一旦短くカットし、その後2回ほど少し切って量を梳いて伸ばし始めたと思います。今年1月末にヘアドネーションをしたので、なんだかんだ2年半くらいでしょうか。

ある程度伸びると結べるので楽なのですが、結べて楽を通り過ぎるとシャンプー、ドライヤー、日常の扱いすべてが大変になります。ヘアドネーションのために伸ばしていたので、とくに降ろして巻いてみるとかそんな気もなく、毎日ひとつに結んですごしていました。毛量が多く重量があるためか、結んでいると頭皮の疲労が半端なかったです。

カットはヘアドネーション参道サロンで

どこで切るかはかなり迷いました。ボブだったころはFaSSという2000円カットに通っていたため、他に行きつけの美容室もなく…。FaSSはシャンプーなしのドライカットで速さが売りなので、そこでヘアドネーションのカットをしてもらうのは恐らく無理と判断。

自宅でざっくりカットだけしてFaSSで切りそろえてもらうことも考えましたが、考えているうちに面倒になりヘアドネーション賛同サロンでカットしよう、となりました。

お住まいの地域に賛同サロンがある場合は、「住んでる地名+ヘアドネーション」で検索すると出てくると思うので、賛同サロンでカットする方は探してみると良いかと思います。

私がカットしてもらったところはヘアドネーションの送付用のレターパックも込みで5500円でした。賛同サロン以外でカットする場合は自分で用意する必要がありますが、今回は封をしてポストに投函するだけの状態で渡してもらえたためとても楽でした。

最終的な長さを測りそびれてしまったのですが、31㎝は余裕でありました。もっと伸ばす予定でいたのですが、ケアに限界を感じて切ってしまいました。

カットした髪を計ってみたところ135gほどありました。

現在使ってるスマホ(Pixel 4a)が143gだそうで。常に1つに結んでいたので、結んだ先にスマホ1台ぶら下がっていると思ったらそりゃ重いわと納得しました。

切った後は頭が軽くて軽くて本当に快適です。

まとめ

今は短いのが快適すぎて当分伸ばす予定はないのですが、ヘアドネーションに興味のある方がいたらぜひ挑戦してみてほしいなと思います。もし途中で断念しても誰も責めないですし、頑張って伸ばして寄付できた時には達成感があります。

あと、ヘアドネーションという取り組みを知らずにバッサリ切って捨てられてる髪もあると思うので、少しでも多くの人に知ってもらえて、ただ捨てられるだけだった長い髪がどこかで活かされたらいいなと思います。

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